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発酵愛を掲げたオリジナル”どぶろく”

地元長浜で醸造される琵琶湖にほど近い「湖のスコーレ」内の醸造所・ハッピー太郎醸造所の”どぶろく”です。

旨味力強く芳醇（大地の味）でありながら、無肥料無農薬ならではの爽やかさと軽やかさ。 ぜひ根のしっかり張った稲の、風に吹かれる風景を思い浮かべながら、飲んでほしい。そんな一本です。
通常の”ハッピーどぶろく　メスラベル”とは原料のお米が違い、冬季湛水で無肥料無農薬栽培で造られた”穂の恵み”を使用しています。より芳醇な味わいが感じられます。

裏ラベルより 冬季湛水　無肥料無農薬　琵琶湖ヨシの葉米糠乳酸発酵流し込み 農家人生25年の中で培った経験を込めて現時点での最高峰への挑戦。 三反一枚の田んぼ【穂の恵み】と名づけました。

「クラフトSAKE」と呼ばれる、清酒ではないが、清酒と同じニッポンの「米と麹の酒」。その中で、米をしぼらず余さず酒にするのが”どぶろく”。日本酒の原点でもあり、その昔は日本各地でも民間で自由に造られていた時代があった。当時の「最小限の設備で造りたい酒を自由に造る」というそのマインドに共鳴するクラフトSAKEの造り手たちは多く、続々とどぶろく醸造にも挑戦。これまでとは一線を画した、個性の際立ったどぶろくが飲めるようになっている。その筆頭が、「ハッピー太郎醸造所」です。
味噌や甘酒の糀製造を手がける「ハッピー太郎醸造所」の代表・ハッピー太郎こと池島幸太郎さんが、発酵食品の製造技術を生かした念願の“どぶろく”造りをスタートさせました。米麹屋である池島さんならではの完熟米麹を使用した、「この生産者のお米だからこそ溶かし切れる」発酵愛を掲げたオリジナルの”どぶろく”です。

”どぶろく”は、お米まるごとのお酒。
発酵させたもろみを濾さず、絞らず、そのままに、お米の栄養や旨み、甘みがそのまま残された白濁・微発泡のお酒です。
このお米まるごとのお酒を、酒蔵ではなく糀屋のハッピー太郎さんが醸すところがひと味違う”どぶろく”になります。
お酒のための酒麹ではなく、美味しいお味噌を作るための糀屋のふわふわの完熟糀で醸した”どぶろく”のここにしかない味わいをお楽しみください。

ラベルは、ハッピー太郎さんのどぶろくに込める想いをもとに、切り絵作家・早川鉄兵さんがオリジナルで制作くださいました。
和紙の台紙に、田んぼの護り神である「狐」に「稲穂」があしらわれています。

今回のどぶろくの原料米には「湖北はみ出し米」が使われています。
動き出すような言葉を造り出す、なんともハッピー太郎さんらしい命名の「湖北はみ出し米」。
精米時に色選やサイズではじかれてしまう、いわゆる「はじき米」なのですが、「はじかれる」なんてネガティブな表現を「はみ出した」というアクティブで愛嬌のある表現に変えて、意味を与えなおしてしまいました。
滋賀県の北・湖北地方で作られる無肥料無農薬のお米だからこそ、一律の規格には沿わない粒の小さなお米や割れてしまったお米、未熟なお米に、虫に食われて黒くなったお米たちも出てきます。
それらを排除することなく、たっぷりと使い、個性あるはみ出し者たちをまるごと活かして美味しいどぶろくに仕上げてしまったハッピー太郎さんの仕事の結晶です。

小粒だったり欠けがあるので、どぶろくへの溶けが良く、舌の上で小粒が溶け崩れる心地よさも感じられるかと思います。
どぶろくの中に時折見られる黒い粒々もはみ出し米の個性の現れです。
どうぞまるごとお楽しみください。

※開栓してもしっかり封をしていただけたら、比較的長く微炭酸でお楽しみいただけます。

製造元／ハッピー太郎醸造所（滋賀県長浜市）
保存／要冷蔵
配送／常温便発送です。クール便をご希望は配送方法選択時にクール便をご選択ください
■原料米：米（国産）、米麹（国産）
■アルコール度数：13度
※数値は多少変動する場合があります